ゴルフ基礎講座|道具

■ゴルフで使用する道具について解説します。

ゴルフ基礎講座|道具

 

ゴルフボール

ゴルフボール

ゴルフボールは小さい方が空気抵抗がすくなくなることから、ルールにより直径が42.67mm以上と決まっています。また、重量は重くなると風の影響に左右されることが少なくなるため、こちらも45.93g以下と規定されています。

 

表面にあるでこぼこの穴は、より高く遠くへ飛ぶようにするために改良されたもので、驚くことにゴルフの黎明期には表面がつるつるのボールを打っていたそうですよ。

 

ゴルフは球技のひとつですが、特徴的なのは他の球技と違って、ひとりひとりに自分のボールが必要な点です。しかも、そのボールは一個で終わらない場合も多々あるという、冷静に考えればまことに不思議なスポーツです。特に初心者の場合は、ラウンドが終わるまでの間に、林の中に打ち込んだり、池の中に沈めてしまったりすることもあるので、予め何個ものボールを用意しておかなくてはなりません。

 

新品のボールは1,000円近くする超高級品もありますが、初心者の方は、多少質は落ちても廉価なものや、いわゆるロストボールなどを使用しないと、ゴルフボール代だけで給料がとんでしまう、なんて事にもなりかねません。ロストボールだと、30個で1000円くらいのものあるそうなので、最初はこの程度のものを使ったほうが良いでしょう。

 

ゴルフクラブ

ゴルフクラブはその用途別に、ウッド、アイアン、パターの3種が使われてきましたが、俗にスプーンといわれる、フェアウェイウッドや、ユーティリティなど、それらの中間的なクラブも使われることが多くなってきました。いずれも、ヘッド、シャフト、グリップからなり、ウッドのヘッドは、かつてはその名のとおり、木材が使われていましたが、現在では、アイアンのヘッドと同じく、チタン合金やカーボン材が用いられています。

 

実際のコースでは、ひとりで使えるクラブは14本と規定されていますが、その組み合わせはプレーヤーの裁量に任されています。ウッドやアイアンには番手と呼ばれる数字がふってあり、1番ウッド(ドライバー)、2番ウッド(ブラッシー)、3番ウッド(スプーン)、4番ウッド(バッフィー)、5番ウッド(クリーク)、1番アイアン、2番アイアン等々。この他に、ユーティリティとピッチングウェッジやサンドウェッジ、主にグリーンで使用されるパターなどで構成されています。

 

最近のゴルファーの中には、ロングアイアンはもとより、ミドルアイアンも使わず、ユーティリティで代用する方が多くなりました。ユーティリティは文字通りユーティリティなゴルフクラブですが、軽くて柔らかすぎるため、スイングバランスを崩すなどの弊害もあり、かえって使いこなすのに苦労されている方もいるようです。初心者の方は安易に飛びつかずに、まずはきっちりとオーソドックスなクラブで基本をきっちりと押さえてから使用したほうがよさそうです。

 

ティー

ティー

ティーとは、ティーグラウンドにおいて、ティーショットと呼ばれる第1打を打つ際に、ボールをセッティングするために用いられるものです。従来は木材やプラスティックで作られたものが多く使われていましたが、現在では形状や長さも含め様々なものが登場しています。初心者の方なら、サービスでもらえるようなシンプルなウッドティを使用するのが最も経済的かもしれません。

 

マーカー

マーカーは、グリーン上でプレーする際に、自分のボールをグリーン上の他のプレーヤーのボールと区別するためのマークアップに用いられるものです。素材などは特に規定されていませんが、通常は円形のコイン状のものを使用することが推奨されているようです。

 

キャディバッグ

キャディバッグは、ゴルフをプレーする際に、ゴルフクラブやボール、その他の小物や雨具など、ゴルフに必要な道具を入れておくバッグです。カートタイプとスタンドタイプに大別され、素材や機能性なども含め様々な製品が流通しており、近年ではカラフルで軽いバッグなども、若い女性を中心に人気になっているようです。

 

ゴルフシューズ

ゴルフ専用のシューズで、かつては地面を捉える力を強めるために靴底に金属製の突起がついたスパイクシューズが主流でしたが、現在では樹脂製の突起を用いたソフトスパイクシューズや突起の付いていないスパイクレスシューズが多数を占めるようになりました。ソフトスパイクシューズは突起部分を交換することができるので、経済的で長持ちしますので、初心者の方にはソフトスパイクをお勧めいたします。

 

ゴルフグローブ

ゴルフグローブは大別すると本皮製と人工皮革のものがありますが、初心者の方は廉価で耐久性に優れた人口皮革のものが良いでしょう。

 

 

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